読書の秋を満喫した
11月はたくさん小説を読みました!!
いま読みかけなのを0.5とすると、
紙の小説が6.5冊、Kindleで5冊で、10冊以上。
●印象に残った作品
好きな作家さんで集中して読むので偏りはありますが、
宮部みゆきさんの「ソロモンの偽証」(全6冊)はすごかった。
映画にもなっているので、ここで改めて書く必要もないですが…。
とある中学校の話。
”同級生が死んだ”事実に対して、警察の発表は「自殺」。
メディアに届いた、「同じクラスの誰々が殺したのを見た」という告発状。
自殺か他殺か。
同級生「藤野涼子」の決意。
真相を明らかにするための手段として選んだのは、学内での「裁判」。。。
中学生が「学内裁判」というのは、文化祭のノリみたいで
現実味を感じるのは難しかったですが、本人たちは真剣。
そりゃそうですよね、人が1人死んだ内容を扱うんですから。
夢中で読みふけりました。
主人公の「藤野涼子」に恋しそう。
●読んだ本ラインナップ
まずは宮部みゆきさん!!
ソロモンの偽証
第I部 事件 上下巻
第II部 決意 上下巻
第III部 法廷 上下巻
振り返ってみると、紙媒体の小説は宮部みゆきさんだけでしたね。
次は横山秀夫さん。
泥臭い、濃厚な表現で物語が描写されるので、ドキドキしながら作品を楽しめます。
64(ロクヨン)上下巻
クライマーズ・ハイ
続いて伊坂幸太郎さん。伊坂さんの作品はあっさりした描写が大好き。
横山さんの作品と対照的かも。
死神の浮力
続いて、サラリーマンの味方!池井戸潤さん
下町ロケット
●紙の書籍と電子書籍(Kindle)はどっちが好き?
結論としては以下の感じ。
・小説:Kindle
・マンガ:やや紙の書籍(見開き2ページがあるとKindleはちょいきつい)
・参考書、問題集:紙の書籍
・チャプターを読み返したりするタイプ:紙の書籍
個人的な感想になりますが、
小説のような、「先に読み進む」タイプの書籍は、Kindleが好きです。
このタイプだと、読みやすさは紙もKindleも変わらなくって
どちらかに優劣はつけられないのですが、
「薄さ」は、Kindleは断然優れていて、
通勤時の持ち運びに優しいんです。
一方で、進んだり戻ったりなどの「検索」タイプは
紙の書籍のほうが圧倒的に強いです。
これはKindleなどの電子書籍で購入しても、後悔するだけ。
電子書籍は「文字で検索できる」なんて言う人もいますが、
そんな機能全く使いません。
パラパラとページをめくる行為が、どれだけ大切か。
また、参考書や試験の問題集などでは、「図」が載ったりしますが、
これも紙媒体のほうが断然見やすいですね。
ということで、本当は宮部みゆきさんの小説もどんどんKindleで
出版してほしいと思ったり。
もちろん、紙の書籍の質感も大好きですよ。